「おかえりころりん」
ころりん村フリースクール
自分らしくいられる、もう一つのお家。
自由でハッピーな 子ども時代を過ごせる、子どもの村 cororin。
こ ろ り ん 村 で の 暮 ら し
「個性」は世界に一つのプレゼント。
ゆっくりと大切に包みをほどいていこう〜!
わがままでいい。
優しくていい。
できなくてもいい。
涙もろくてもいい。
怒ったっていい。
自分を隠さないでいい。
こわがりだっていい。
そのま~んまのあなたでおいで。
変わりたい!成長したい!っていう思いと共に、
より自分を好きになって、大きくなっていこうね。
「すき」
って、前に進むエネルギー
歌が好き。
自然が好き。
絵を描くのが好き。
友達といるのが好き。
おしゃべりが好き。
手をうごかすのが好き。
とんかちやのこぎりが好き。
ぼーっとしているのが好き。
虫が好き。
本を読むのが好き。
新しい知識を得るのが好き。
体を動かすのが好き。
自分の好きをベースに、
自分だけの物語を
広げていこう。
「感じ方」「考え方」
って、一人ひとりちがう。あなただけのもの。
1+1=2だけど、それに至る考えかたは
子どもの自由。
どんな風に感じるのか、物事をどんな風に考えるのか。
その過程に一人一人の個性 があって、道筋に大事なものがあるかもしれない。
例えば 1+1=2だって、答えの出し方は一人ひとり違うかもしれない。
りんごが一個とバナナが一本で2、と考える子もいれば、指を使って数える子もい
るでしょう。頭の中で1という数字の概念が動いて計算する子もいるでしょう。
正解だけ教えて、あとは✖(バツ)っていうことじゃなくて。
あっ、この子はそんな考え方をするんだ。
そうゆう捉え方で物を見てるんだ!
って、その子どもの気持ちになって理解してあげたい。
正解にばかり目を向けないで、子どもの感性や考え方を大事に。
その過程にその子らしさが詰まっているような気がします。
子どものいう事を聴けるようになったら一人前
答えは子どもの中にある。
大人は聴く人。
「子どもの声に
耳をすまして」
例えば、木の絵を描くときだって。
葉っぱは緑色だよね?こんな形してないよね?
という事実や、大人の中にある正解を教えるのではなくて。
もしかしたらピンク色の葉っぱを描いてきた子は、
隣の家のペンキがついちゃってピンク色になった葉っぱを
描いてたのかもしれない。
光の反射でそう見えた一瞬を思い出して
描いたのかもしれない。
地面と太陽だけを描いてきた子は、
土の中でこれから20年かけて大きくなる、
小さな小さな芽を描いたのかもしれない。
そんな、絵の中にある物語を拾えたり。
わからなかったら子どもに聞いてみたり。
ころりんでは、正解を教えることより絵や子ども
がくれる色々なヒントから、いかに子どもの
世界を汲み取れるか。わかってあげられるか。
というのを大事にしていきたいと思っています。
幼児教育を40数年間行ってきたころりん村 ですが、数年前から小学生の受け入れを始めました。
その中でやっぱり、子どもの心に寄り添うってどの成長段階の子どもにも大事なことだよね、というのを実感しております。
子どもの声に耳を澄まして、心の動きに心を合わせて声かけをしたり、言葉は置いておいて手を添えたり。
また、昔は当たり前のようにあった、多様な年齢層の子ども同士の関わり。下の子の面倒を見たり、みんなが参加して楽しめるようにあそびのルールを自分たちで考えたり。お兄ちゃん、お姉ちゃんに憧れたり。そのまんまの自分を認められると、よりその子の良さが前面に出てきます。
自分らしくいていいんだ。
私らしくいても大丈夫。
僕らしく過ごしてもわかってくれる!
安心感
心がワクワク
する方へ
+
体験
1 そんな安心感を子どもが抱いて生活できること。
2 すると、子どもは ”好き” なことに向かいはじめます。
3 そこから生まれる動機やエネルギーを体験活動に
転換して日々の学びにしていく。
そんな風に、子ども一人ひとりの個性を大切に、
子どもの”好き”を原動力に、
日々を過ごしていきたいと思います。
「子どもと一緒に創る、学びの場」
みんなが自分らしく、楽しく、幸せに過ごせる場
今まで、幼児の保育の活動案は大人が考えてきました。ですが、それは「子どもの代弁」という意味が大きいのです。子どもたちは今、どんな事をしたくて、どんな体験が必要かな?子どもの姿からそれを大人が汲み取って、プログラムを組んできたのです。
今回、小学生以上の子どもたちを預かるにあたって、プログラムの内容も子どもと一緒に考えていけたらと思ってます。やりたい事を言葉にして、話し合って、形にしていく。
最初の土台は用意するにせよ、幼児期の「子どもの代弁」から、学齢期は「子どもと一緒に創る」プログラムに一歩足を進めていけたらと思います。字や計算、学習はその中で子どもが必要を感じたり「知りたい!」「できるようになりたい!」といったタイミングで伝えていけたらと思います。子どもの中の「〇〇をしたい!」という想いが何よりの学習意欲ですので。
以前、ある映画の中で
「学校は、自分が幸せになる方法を
見つけに行く場所だろ?」
と、外国の教育者の方が言っておられました。
願わくばころりん村が、自由で、安心感に満ちていて、子どもが自由で幸せに過ごせる場。子どもたちにとってそんな場所になれたらと思っております。
ころりん 3つのポイント
1.
子どものタイミング (気持ち)を待ってくれる
みんなで何かをするよ~!という時にも、子どもの「やりたくない…」とか「ここで見ていたい」という”今”の 気持ちを尊重します。子どもの言葉の向こう側には、「ドキドキするから最初は見ていたい」とか「流れがわかると安心する」という思いが隠れているかもしれません。
それに、「やりたくない」というのだって、子ども の立派な”主体性”です。大人は「ok!!もしやりたくなっ たらいつでもおいでね」と声をかけ、子どもが自分で選 択できる余地を残し、気持ちが整うのを待つのです。待 つことは、信じること。今の姿を大切に子どもの心に寄 り添います。でも子どもってちゃ~んと、自分のタイミ ングで前へ歩き出してくれるんですよね!!
2.
けんかもOK!!本気でぶつかる!"って、大事です。
子ども同士、思い切り遊んでいれば、けんかの一つや二つ 起こるのは当たり前です!!ころりん村では、けんかは思 い切りさせてあげます。そうすると、相手の本気の想いが 直に伝わってくるんですよね。けんかの後はあら不思議、 けんかをする前よりぐっと仲が深まっているんです。
「ともだちだから、けんかするんだぜ」
ある日、ころりんの子どもがそう教えてくれました。相手の気持ちがわかるって、簡単なことじゃないです。でも言いたいことも、本当の気持ちも我慢させて相手の想いが 入って来る程、まだ子ども達は大人じゃありません。思い切り気持ちをぶつけ合って、涙を流して、汗をかいて、 すっからかんになった所に、ぽっと相手の想いが入ってく る事があるんです。そんな体験を積んだ子は、優しくて、 気持ちのいい子に育ちますよ~。
3.
どろんこ、みずあそび。
子どもの心を解放する感覚体験。
「つめた~い!」「きもちい~い!」
「なんだかくすぐった~い!」「ぐちゃぐちゃ、どろどろ、楽し~い!」
身体で体験して、手で触れて自分自身に取り込んだ感覚は、誰にも渡せない自分だけのもの。幼児期はまだまだアナログな、豊かな感覚の世界に置いてあげたいです。
「見るというのは言葉につながるんだけど、”さわる”というのは心につながる」
と言います。心が楽しさの中で育つなんて、素敵だと思いませんか?
聞こえる、こどもの声
ぼくはこんなふうに思ってるよ
わたしはこう感じてるんだ
ふとした時のつぶやき。
こどもが言葉にしてくれたこと
ちょっとだけ集めてみました。
<段ボールで家作りをしていた女の子たち>
「楽しい!わたし、工作得意だよ!
「うん、私も!でも大人は、どうやればいいか教えてくれるんだよね。だから、自分で考えないでよく て、だからつまんない。ころりんは自分で考えないとだから、楽しい」
「立つかな?あ、だめだ...壁!屋根もつければ絶対立つ!!
<別の女の子たち>
「私、自分からあ~そ~ぼ!っていうのは苦手なんだよね。だからあ~そ~ぼ!って言ってもらえると嬉しい」
「わたしがいるじゃないか~😄」
「あ、そうだね😄 私、みんなと出会えて、
ドキドキがわくわくに変わっちゃったんだ〜♪♪
きみとー♪ いっしょにー♪ いきたいよーみらいにー♪
きみといっしょにー♪ いたいよー♪ 未来に届けー♪♪
卒園生 小学1年生の頃の詩
まけても大丈夫。
すきなことが楽しかったんだよ。
よく感謝してるからほめられるよ。
自分がだいすきだよ。
そんな僕たちをさがしにいくんだよ。
受け止められたから、前にいきました。
大好きな事が楽しかったんだよ。
僕たちは楽しかったのさ。
さんぽはしたけれど寒かったのさ。
でも楽しかったんだよ。
気になってないけどね
すみっこを信じてるね。
令和7年度
ころりん村フリースクール「おかえりころりん」
目的
一般社団法人ころりん会は、人間形成の基礎を培うため、子どもの自己充実をはかり、
健全なる心身の育成に関する事業を行い、
社会に寄与することを目的とし、未就学児および児童の支援事業を行っています。
当フリースクールは、学校生活に馴染めず不登校の状態にある子どもが
自分らしくありのままで成長できるよう、
子ども同士の中で体験を通して学ぶことを目的とします。
対 象 小・中学生
開所日 ころりん村幼児園の開園する月~金曜日
8時~17時
(※水曜日は原則15時まで)
場 所 あきる野市菅生1250 ころりん村フリースクール
過ごし方 専任スタッフのもと、豊かな自然環境の中、様々な体験を通した学びを行います。
持ち物 弁当、水筒、筆記用具、着替え、
その他お子さんが必要なもの
フリースクール「おかえりころりん」の料金について
<時間および費用>
8時〜14時30分 25000円/月 (月10回まで通えるコース)
33000円/月 (毎日通えるコース)
8時〜17時00分 38000円/月 (月10回まで通えるコース)
48000円/月 (毎日通えるコース)
※兄弟割あり(お問合せください)
※10回を超えた場合 8時~14時30分 2,500円/回
8時~17時 3,800円/回
※時間外応相談 150円/15分
※水曜日は原則15時まで(応相談)
その他
・入学金 25,000 円
・施設維持費 850円/月
・冷暖房費 850円/月
・教材費 900円/月
・課外授業費 実費
東京都在住者は、 利用料について上限2万円の助成を受けることができます。
詳しくは東京都フリースクール等利用料助成事業のホームページをご確認ください。
支払い方法 月の初めに集金
体験 8時~14 時30 分 2,000 円/回
8時~17 時 3,000 円/回
申込方法 電話、メール、LINEにてお問い合せください。
問い合わせ 一般社団法人ころりん会 ころりん村幼児園内
フリースクール部門 「おかえりころりん」
〒197-0801あきる野市菅生1250
TEL 042-559-4522
e-mail koro-info@kororinmura.org
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